数十年前までは、歯列を整えるための矯正は、ワイヤー矯正が主流でした。
しかし最近では、矯正中の見た目に配慮したマウスピース矯正を行う方が増えてきました。
人前に出る職業の人も気にせずできる、マウスピース矯正のメリットについて解説します。
目次
■マウスピース矯正のメリットとは
透明なのでバレない
マウスピース矯正は透明なシートを歯列の形に成型し、それを装着して使います。
歯の表面に、力をかけるためのアタッチメントもつけますが、それも歯の色と同じ白いプラスチックでできています。
そのためかなり近づいて見ないと矯正をしていることがバレにくいのが特徴です。
外して洗えて清潔
従来のワイヤー矯正は、歯の上にブラケットという金属をはりつけて、その上にワイヤーを通して矯正を行いました。
そのためこの装置は外すことができませんでした。
食べかすや汚れがたまりやすいというデメリットがあり、お手入れが大変という声も多く聞かれました。
しかしマウスピース矯正は「可撤式装置」といって、取り外すことが可能です。
外して洗ったり食事ができたりするためとても清潔です。
金属アレルギーの方でも使える
マウスピース矯正はプラスチックの透明なシートを使うため。金属アレルギーの方でも安心してご利用いただけます。
痛みやけがにつながりにくい
マウスピース矯正はその歯の動かし方から、ワイヤー矯正より痛みが出にくいといわれています。
また装置にとがった部分などがないため、お口の中を傷つける心配もありません。
滑舌に影響を及ぼしにくい
マウスピース矯正のシートはとても薄く、切断面にも引っかかりがないため、しゃべる時に滑舌を邪魔しません。
最初、少し慣れない方もいらっしゃいますが、慣れてしまえば矯正装置を入れていない時と同じように話ができます。
■マウスピース矯正のデメリットとは
装着時間が長い
マウスピース矯正は1日20時間以上の装着が必要です。
そのため装着時間の長さをストレスと感じる方もいらっしゃるかもしれません。
食事時と歯磨きの時以外はほとんど装着している必要があると考えてよいでしょう。
自己管理できないと効果が出ない
マウスピース矯正は可撤式装置のため、つけるのをやめてしまうと効果が出ません。
また数十枚のマウスピースを一気に作製し、取り替えながら歯を少しずつ動かすため、一度歯の動きがシミュレーションからずれてしまうと修正が大変というデメリットもあります。
適応できる症例がワイヤー矯正よりも少ない
抜歯した後に歯を動かしたり、歯を回転させたりという動きは、ワイヤー矯正の方が得意です。
適応できる症例がワイヤー矯正よりも少ないのはデメリットです。
■インビザラインのここがすごい
当院のマウスピース矯正はインビザラインを採用しています。
インビザラインはアメリカのアラインテクノロジー社が開発したマウスピース矯正です。
多くの方が愛用
インビザラインは世界百カ国以上数百万人以上の方が愛用しています。
多くの人が愛用しているためとても安心感があります。
独自のデータ蓄積
インビザラインはこの膨大なデータを蓄積し、歯がどのように動くかについて、独自のシミュレーション技術を開発しました。
愛用者が増えるにしたがってその技術は日々アップデートされています。
多くの方の歯がどのように動くかのデータが集まれば、必然的に予想の精度は上がっていきます。
この予想に基づいて、一人一人のマウスピースを製作し歯を動かします。
【矯正治療で迷ったらインビザラインを検討してみては】
見た目の問題があり従来の矯正には踏み出せなかった方も、マウスピース矯正であれば行うことができます。
迷ったらぜひ一度当院にご相談ください。