インビザラインでは、アタッチメントが重要な役割を果たします。
しかし、「取れた」「痛い」「着色した」など、治療中にさまざまな疑問や不安が生じることもあります。
この記事では、前回の記事に続き、特に多い質問をQ&A形式で詳しく解説します。
目次
Q1: アタッチメントが取れた場合はどうすればいいですか?
アタッチメントが取れた場合、すぐに歯科医院にご連絡ください。
アタッチメントがないと矯正の効果が十分に発揮されない可能性があります。
アタッチメントは歯の表面への接着式なので、比較的簡単に修理できます。
Q2: アタッチメントがすぐ取れるのは問題ですか?
頻繁に取れる場合、接着剤の強度や歯の表面の状態が影響している可能性があります。
再接着の際に、歯科医師に原因を確認してもらいましょう。
また、硬い食べ物や粘着性の食べ物を控えることも、アタッチメントを保護するために効果的です。
Q3: アタッチメントはいつまで付けておく必要がありますか?
治療期間中はアタッチメントが必要な場合がほとんどです。
ただし、治療計画によっては一部の期間だけ使用する場合もあります。
詳しくは担当の歯科医師に確認しましょう。
Q4: 痛いのは普通ですか?
アタッチメントをつけ、マウスピースを装着するとその場所に力がかかって、数日間は痛みを感じることがありますが、これは矯正の力が働いている証拠です。
痛みが強い場合や長期間続く場合は、歯科医師に相談してください。
またマウスピースがきつく感じることもありますが、時間とともに慣れることが多いです。
マウスピースを入れる際にアタッチメントに引っかかって痛みを感じる方もいらっしゃいますので、このような場合も相談しましょう。
Q5: アタッチメントが原因で口内炎ができました。どうしたらいいですか?
アタッチメントやマウスピースが口腔内を刺激して口内炎ができることがあります。
口内炎ができた場合、歯科用(矯正用)ワックスなどを使用して刺激を和らげます。
それでも症状がひどい場合は歯科医師に相談し、アタッチメントの位置調整を検討してもらいましょう。
Q6: アタッチメントが着色してしまいました。どうすれば落とせますか?
アタッチメントはレジン素材でできており、コーヒーや紅茶、カレーなどの色の濃い食品で着色してしまうことがあります。
自宅でのケアでは取り除けないことが多いため、歯科医院で行っている定期的なクリーニングで落としてもらいましょう。
Q7: アタッチメントが目立つのが気になります。どうすればいいですか?
アタッチメントは歯と似た色で作られているため、比較的目立ちにくいですが、完全に目立たなくすることは難しいです。
特に前歯に装着する場合、近くで会話をする距離感だと多少目立つ可能性があります。
気になる場合は、装着位置や色味について歯科医師に相談してみてください。
Q8: 食事中にアタッチメントに食べ物が詰まるのですが、どう対処すればいいですか?
食事後は歯磨きやフロスを使ってアタッチメント周りを清掃しましょう。
汚れを放置すると、むし歯や歯周病のリスクが高まるため丁寧なケアが大切です。
あまりにもよく詰まる場合は隙間ができている可能性がありますので、修理が必要なケースもあります。
【まとめ】
インビザラインのアタッチメントは、治療の成功に欠かせない重要な要素です。
「取れた」「痛い」「着色した」などの問題が生じた場合でも、迅速に対処することで治療をスムーズに進めることができます。
お困りの際は、担当の歯科医に相談し、適切な対応を受けましょう。
治療中の不安を減らし、快適な治療生活を送るために、ぜひこの記事を参考にしてください。