矯正治療中に転勤や引っ越し…転院できる?費用や注意点など

BLOG ブログ

矯正治療中に転勤や引っ越し…転院できる?費用や注意点など



矯正治療の多くは長期間の治療となるため、その途中で転勤や引っ越しの予定が発生することもあります。

治療を続けながらの移動は不安を感じることが多く、特に転院先の選定や費用、治療の中断が気がかりになることが多いかもしれません。

しかし適切な準備とタイミングで転院を行えば、治療の中断を最小限に抑えることができます。

この記事では、転院時の費用や注意点に加え、グループ院を利用するメリットなど、スムーズに治療を続けるためのポイントを詳しくご紹介します。


■転院時の注意点

◎追加費用や期間発生の有無

転院時には、まず現在のクリニックでの費用や治療スケジュールに変更が生じるか確認しましょう。

多くの場合転院先での初回診察や、引き継ぎに関連する費用が発生することがあります。

また治療期間が延びる可能性もありますので、担当医に事前に相談しておくと安心です。


◎タイミングの確認

転院を成功させるためには、いくつかの注意点を押さえておくことが大切です。


転院のタイミングは非常に重要で、特に治療の進行具合によっては転院がスムーズにいかない場合もあります。

治療の節目や装置の調整時期に合わせて転院することで、治療の中断を最小限に抑えることができます。


◎もし終わりかけであれば遠方からでも通った方がいいことも

矯正治療が終盤に差し掛かっている場合、無理に転院するよりも、遠方からでも現状のクリニックに通い続ける方がスムーズな場合もあります。

回数を減らして対応可能などのケースもありますので相談してみましょう。


◎治療記録の準備

転院時には、現在の治療の進捗や計画をしっかりと転院先に伝える必要があります。

特に、歯型やX線写真などの記録をきちんと引き継ぐことで、転院先の歯科医師が正確に治療を引き継ぐことが可能になります。


◎矯正治療の種類

新しいクリニックを選ぶ際には、矯正治療の実績をしっかりと確認することが重要です。

インビザラインやブラケット矯正など、使用している装置に対応しているかも確認しましょう。

内容によっては行ってないケースもあり、同じ治療が継続できないケースもあります。


■転院にかかる費用は?

◎引き継ぎ費用

転院の際に気になるのが、追加の費用が発生するかどうかです。

矯正治療は高額になることが多いため、費用の負担はできるだけ抑えたいものです。

多くの場合、転院時には治療記録の引き継ぎや、転院先での初回診察費用がかかることがあります。

しかし、これはクリニックによって異なるため、事前にしっかりと確認しておくことが大切です。


◎治療費の差異

転院先のクリニックによっては、治療費が異なる場合があります。

同じ装置や治療法を使用している場合でも、地域やクリニックごとの料金設定が異なることがあるため、事前に見積もりを取り寄せると良いでしょう。


◎グループ院での移行費用について

グループ院内での転院であれば、通常追加の費用はかからないことが多いです。

同じ治療方針を継続できる場合や、歯科医院間で細かい診療記録のやり取りを行ってもらえるなど多いので大きなメリットがあります。


【グループ院での転院はメリットも多い】

転勤や引っ越しが原因で矯正治療の継続が難しいと感じた場合でも、適切な準備を行えば転院が可能です。

特に、グループ院での転院は無料でスムーズに移行できる場合が多く、費用の心配が少ないのが大きなメリットです。

また転院のタイミングや治療記録の準備がスムーズに行われれば、治療の遅延や中断を最小限に抑えることができます。

転院を検討している方は、まずは現在のクリニックとしっかりコミュニケーションを取り、安心して治療を続けられる環境を整えましょう。


当院は大阪府から山口県まで広範囲にグループ院が存在します。患者さまのライフイベントにより転院の必要がある場合も無料で移転が可能です。引っ越しや単身赴任など移転の必要が出てきた際は、ご相談ください。

アイリーデンタルクリニック
歯科医師
⇒理事長の経歴はこちら